“鉄道”には、先進的な技術や、そこにまつわる文化や歴史があるとともに、移動風景を眺める旅の楽しみがあります。駅のコンコースにある当館では、鉄道の創造性に着目したプログラム「鉄道芸術祭」を企画。本格始動する本年は、ゲストアーティストを迎え、鉄道を多彩な文脈で捉えるアートプロジェクトを展開します。
キックオフイベント「鉄道芸術祭vol.0」2010の様子
2011年度の「鉄道芸術祭」は、第1弾として、メインアーティストにドイツ在住の西野達を迎え、当館をベースステーションに、京阪沿線全体を巻き込んだプロジェクトを展開します。西野は、建設物や街灯、巨大彫刻などを仮設の壁で囲いこみ、宿泊施設や居住空間をつくるなど、パブリックとプライベートな側面を反転させる作品で国際的に知られるアーティストです。
「西野トラベラーズ─行き先はどこだ?─」は、当館で開催する西野の関西初個展とともに、西野&アートエリアB1が厳選したアーティストとアートスペースの協力のもとで開催する展覧会やイベントを通じて、鉄道で巡るアートの旅を提案します。本展を出発点に、日常に潜む多様な気づきと出会い、様々な“行き先”を見つけていただければ幸いです。